日常的に頭痛に悩まされる「頭痛もち」の方は少なくありません。つらい頭痛があっても「頭痛くらい」「どうせ良くならないから」と我慢し、市販薬で対応している方も多いのではないでしょうか。しかし、そのような習慣がかえって「薬物乱用頭痛」という新たな頭痛の原因になることもあります。

症状・疾患から探す
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日常的に頭痛に悩まされる「頭痛もち」の方は少なくありません。つらい頭痛があっても「頭痛くらい」「どうせ良くならないから」と我慢し、市販薬で対応している方も多いのではないでしょうか。しかし、そのような習慣がかえって「薬物乱用頭痛」という新たな頭痛の原因になることもあります。
しびれは、正座をした後のような「ジンジン」「ピリピリ」といった感覚が特徴的です。感覚が鈍くなったり、逆に過敏になったりすることもあります。原因は、どの神経が障害されているかによって異なります。
「最近、物忘れが増えた」「同じことを何度も聞いてしまう」「家族が認知症ではないかと心配」といったことはありませんか?当院のもの忘れ外来では、加齢による自然な物忘れと、認知症など病的な記憶障害を丁寧に見分け、早期発見と適切な対応を行います。問診や神経学的検査、認知機能検査、必要に応じて画像検査を行い、原因を明らかにして治療方針を立てます。「年齢のせい」と片付けず、気になる症状があればぜひ一度ご相談ください。
めまいは、目がグルグル回る「回転性めまい」や、体がふわふわ浮いているように感じる「浮動性めまい」などの症状が出現します。大きく分けるとその原因は2つに分けられます。1つは、平衡感覚をつかさどる耳の異常による「末梢性めまい」。もう1つは、脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などの脳の異常からくる「中枢性めまい」です。特に中枢性めまいは命に関わることがあるため、早めに受診することが重要です。
手足のふるえ(振戦)は、自分の意思とは無関係に筋肉が動くことにより、生じる症状です。その原因は多岐にわたります。安静にしている時にふるえる場合にはパーキンソン病などの神経疾患、動作時にふるえる場合には本態性振戦などが疑われます。また、ストレスや疲労、甲状腺機能の異常、低血糖、薬の副作用なども原因となることがあります。
けいれんとは、自分の意思とは関係なく筋肉が急に収縮し、体が突っ張ったり、ふるえたりする症状です。一時的に起こることもあれば、繰り返し起こることもあり、出現する部位や程度によって症状はさまざまです。主な原因としては、てんかん、脳血管障害(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血など)、頭部外傷、低血糖、電解質異常、ストレスなどが挙げられます。
認知症とは、脳の働きが低下し、記憶力や判断力、日常生活を送る能力が徐々に失われていく病気です。代表的なものには、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症などがあります。初期には物忘れや、時間・場所の混乱といった症状が見られ、進行すると生活に支障をきたすようになります
パーキンソン病は、主に中高年期に発症する進行性の神経変性疾患です。稀に40歳未満で発症する若年性パーキンソン病もあります。主な症状は「手足の震え」「筋肉のこわばり」「動作の緩慢」「歩行の困難」などの運動症状に加え、自律神経障害や睡眠障害などの非運動症状もみられます。症状は進行しますが、現在は有効な治療薬も多く、早期診断・治療によって以前よりも生活の質を保つことができるようになってきました。
脳出血は、脳内の血管が破れて出血し、脳を圧迫・損傷する疾患です。主な原因は高血圧で、突然の激しい頭痛、手足の麻痺、意識障害などの症状が現れ、重症の場合は命に関わることもあります。くも膜下出血は、主に脳動脈瘤の破裂が原因です。いずれも迅速な対応が必要な病気です。当院では神経内科専門医が在籍しており、頭部CT検査などを活用して的確な診断と治療を行います。
脳梗塞の機序には、高コレステロールや高血糖などの影響により、血管の内部が狭くなっているところに血の塊が詰まってしまう「血栓性」、血管の狭窄ではなく、血の塊がすっぽりとはまって閉塞してしまう「塞栓性」、血管に狭窄があり、側副血行路(血管のバイパス道路)などでかろうじて血流が維持されているところに血圧低下が生じ(脱水など)、脳血流が低下することで脳梗塞がおこる「血行力学性」の3つがあります。
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