頭痛には、緊張型頭痛や片頭痛などの「一次性頭痛」と、脳出血や脳腫瘍など病気が原因の「二次性頭痛」があります。長引く、今までと違う、急激に強い頭痛は要注意です。頭部CT検査などで大きな病気が隠れていないかチェックを行い、治療を検討していきます。

てんかんは、脳の電気的な異常によって繰り返し発作が起こる病気です。原因がはっきりしないものから、脳卒中や頭部外傷、脳腫瘍が背景にあるものまで様々です。発作の内容を詳しく伺い、必要に応じて、薬による治療を行います。

突然の手足のまひ、言語障害、意識障害などは、脳卒中のサインかもしれません。早期診断・治療が後遺症を最小限に抑えるカギとなります。「いつもと違う」と感じたら、すぐに受診をしましょう。

認知症は、もの忘れだけでなく、判断力の低下や感情の変化を起こすことがあります。代表的なものにアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症などがあります。生活への支障が出る前の早期診断・介入が大切です。

高齢者に多くみられる神経変性疾患で、手足のふるえ、動作が遅くなる、体がこわばるなどの症状が特徴です。早期から適切な治療を行うことで、症状の進行をゆるやかにできます。

手足のしびれや力の入りにくさが起こる場合、免疫による神経の炎症が原因のことがあります。旧姓に起こる代表的な疾患にギラン・バレー症候群などがあり、入院治療が必要なこともあります。早期の診断・対応が不可欠です。

運動神経が障害され、筋肉が次第に動かなくなっていく病気です。進行性の疾患です。症状が軽いうちは他の病気と見分けがつきにくく、専門的な診察が重要です。

中枢神経系に炎症が起こり、視力低下や手足のしびれ、麻痺などが繰り返し現れます。

急に片側の顔が動かなくなることがあります。早期治療が回復に影響します。

足に不快な感覚があり、じっとしていられない睡眠障害の一種です。